田崎史郎氏 「ミヤネ屋」出演の吉村代表が急きょ上京は「午前の段階で」決まっていたと発言
政治評論家の田崎史郎氏が16日、TBS系「ひるおび!」で、前日に行われた日本維新の会と自民党の党首会談に、吉村洋文代表が大阪から上京したのは、午前中の段階で自民との会談がうまくいくという「確証を得たから」と話した。
この日は国民民主党の玉木雄一郎代表をスタジオに迎え今後の政局を聞いた。前日には国民、維新、立憲民主の3党党首会談が行われたが、この席に維新は藤田共同代表のみが出席し、吉村代表は欠席していた。だが3党協議の後の自民と維新の党首会談には、吉村代表が大阪から急きょ上京し、出席した。
恵俊彰は「分かりやすく高市さんのところには顔を出すけど、玉木さんのところには顔を出さないと見えるじゃないですか。温度差は感じたか?」と聞かれた玉木代表は「(吉村代表は)ミヤネ屋に出てたらしい」と言って笑わせ「逆に両方とも藤田代表で良かった。わざわざ上京されたのはスケジュール通りの段取りだと(思う)」と答えた。
この吉村代表の上京に田崎氏は「吉村さんが来ることになったのは午前11時半か11時頃だと思う」といい「前日段階で、維新側から自民党と話し合いがうまくいくなら上京してもらうと。午前の段階でうまくいく確証を得た。維新はがっちり固まっている」と解説した。
コメンテーターの清水章弘氏は「驚きました。番組ありきじゃなくて」と吉村代表は「ミヤネ屋」出演ありきではなかったことに驚き。田崎氏は「政策合意のメドがたたなければ、上京されても意味がない。午前中に見極めた」といい「玉木さんを前に失礼だが、3党党首会談では見極めは済んでいた」とコメント。
これに玉木氏は一瞬黙り込み「それだったら藤田さん、なかなかの役者ですね」と苦笑していた。
