1年10カ月ぶり!松本人志11・1復帰 吉本発表の配信サービス「DOWNTOWN+」初日に登場

 ダウンタウンの松本人志(左)と浜田雅功
 新配信サービス「DOWNTOWN+」のビジュアル
2枚

 昨年1月から活動を休止していたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(62)が11月1日から開始となるコンビ独自の有料配信サービスで芸能活動を再開することが2日、分かった。この日、吉本興業が同サービスの詳細をサイトで発表。「ダウンタウンチャンネル(仮)」とされていたサービスの正式名称が「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」となったとともに、配信初日となる11月1日に松本が登場することを明らかにした。約1年10カ月ぶりの復帰が確定した。

 サービス開始まで約1カ月を切った中、松本の復帰日がついに確定した。吉本の発表ではサービス開始日の11月1日には、松本にまつわるコンテンツが配信されることが決定。同社はデイリースポーツの取材に対し、松本がこの日から芸能活動を再開することと、コンテンツ内で姿を現すことを明らかにした。

 コンテンツはコンビ、松本、相方・浜田雅功(62)と、三つのカテゴリーで展開するという。「初めに、松本人志カテゴリーにおいて、松本がプロデュース・出演する新コンテンツと、各カテゴリーの過去のテレビ番組・映画等のアーカイブ作品の配信からスタートします」と発表し、新コンテンツは「芸人が参加する大喜利やゲストとのトーク番組など、多彩な企画を準備しています」と説明。その後、順を追って浜田単独のもの、コンビのものと、ラインアップされていくという。

 1日には吉本のグループ会社「FANY」が公式Xで、同サービスの予告映像を投稿。テレビに白黒の映像や砂嵐が映り、最後に「2025・11・1」とサービス開始日が表示される意味深なもので、松本もこれをリポスト。約11カ月ぶりにXを更新していた。

 視聴はスマートフォンやテレビのアプリやパソコンから可能で、料金は月額1100円、年額11000円の定額制。申し込みは今月24日から公式サイトで開始される。

 サービスの原案は、松本が昨年末に一部インタビューで構想を明かしていたもの。松本は女性問題を報じられた影響もあり、昨年1月に活動を休止。報道に対して訴訟を起こし、同11月に訴えを取り下げたが、地上波はレギュラーだったTBS系「クレイジージャーニー」の同2月19日放送回から姿を消し、表舞台への復帰には至っていない。

 同サービスをもって芸能活動が再開となるため、コンテンツはもちろん、テレビ番組での復帰にも期待がかかる。

 ◆松本活動休止に伴うこれまでの経過

 23年12月27日 「週刊文春」が松本の複数の女性に対する性加害を報道。吉本興業は否定し、法的措置を検討と声明

 24年1月8日 吉本が松本の活動休止を発表

 同22日 松本が「週刊文春」の発行元である文藝春秋などを提訴したことを吉本興業が発表

 2月19日 松本がTBS系「クレイジージャーニー」の放送を最後に表舞台から姿を消す

 3月28日 第1回口頭弁論が開かれ、5分弱で閉廷。松本側は被害を主張するA子さんとB子さんの特定を要請。文春側は拒否

 11月8日 松本が訴えを取り下げ。性加害の有無は「物的証拠はない」とし、女性との酒席は認めた上で謝罪

 12月25日 松本が一部インタビューで復帰を目指すとともに「独自のプラットフォーム」を立ち上げて活動したいという構想を明かす

 25年3月10日 相方・浜田雅功が体調不良で一時休養を発表

 25年3月31日 コンビで務めていた、大阪・関西万博のアンバサダーを辞退

 5月3日 浜田がMBS「ごぶごぶラジオ」で活動を再開

 6月26日 コンビでMCを務める日本テレビ系「ダウンタウンDX」が電撃終了

 8月18日 24年12月に設立され、既に国内外から数十億円規模の出資を受けていたコンテンツファンドの組成を吉本興業が公表

 同20日 吉本興業が独自の有料配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」を11月1日から開始すると発表

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