MBSテレビ 万博でのドローン撮影で社員らが書類送検 開幕日イベント撮影で手続きに不備
MBSテレビは26日、4月13日に大阪・関西万博の開幕日に行われた「1万人の第九 EXPO2025」の撮影に使われたドローンに関して、行政手続きに不備があり、同社社員ら撮影スタッフ3人が航空法違反容疑で書類送検されたと発表した。
同局によると、撮影にドローンを使用するには、大阪府の条例に基づく大阪府公安委員会への「通報」、航空法に基づく国土交通省からの「飛行許可」の取得、及び同省への「飛行計画の通報」の3つの手続きが必要だという。しかし今回のケースでは国土交通省への「飛行計画の通報」が行われておらず、7月22日に府警より指摘を受け、この日、同局社員の撮影スタッフ3人(社外スタッフ1人含む)が航空法違反容疑で書類送検された。
今回の件を受け、同局は「ドローンの飛行に必要な手続きに不備があったことを重く受け止め、深く反省しております。今後、再発防止のために、社内においてドローンに関する規則の周知を徹底するとともに、社内のチェック体制の強化に取り組んでまいります」とコメントしている。
