ペーパー読んでる小泉進次郎氏 橋本五郎氏の「慎重過ぎてどうする!」に「自分なりに手を入れ何度も推敲」と主張

 自民党の小泉進次郎氏が24日、都内で行われた総裁選候補者の公開討論会で、「ペーパーを読んでいる」と指摘されたことに「紙を読んでいるという指摘があるのは承知している」として自身の考えを述べた。

 読売新聞の橋本五郎氏の質問で、「他の候補がほとんどペーパーを見ないでしゃべっているが、小泉さんは極めてそこは、何度もペーパーに目を通してやっている」と指摘。「相当慎重にやらなければいけないってことなんでしょうけども、まだ44歳でしょ?そんな慎重過ぎてどうするんですか!挑発しているわけではないですけど。いかがですか」とぶつけられた。

 小泉氏は笑顔を見せて「年齢ではなく、責任ある立場の者は、適切な慎重さは兼ね備えるべきだと思います」と回答。そして「紙を読んでいるというご指摘があるのは承知しています。一方で、それがだからといって自分の言葉ではないということではなく、大臣公務の合間を縫って、自分なりに相当手を入れて何度も推敲を重ね、時にはチームの中でもこれはどうしたらいいか、そういう時間も持ってもらって、最終的に、いかに正確に私の思いを伝えられるか。そこに重きを置いたつもり。ご指摘をしっかり受け止め、丁寧にご理解いただけるようにしたい」と答えていた。

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