小泉進次郎氏、昨年強く訴えた選択的夫婦別姓 今回封印の理由説明「自分が自分が…という局面ではなく」

 自民党総裁選に立候補した小泉進次郎議員が23日、テレビ朝日系「報道ステーション」で、昨年は訴えていた選択的夫婦別姓について、今回封印している理由を述べた。

 この日は総裁選候補者5人がスタジオで討論。大越健介キャスターが、各候補者の主張で重なる部分が多いことから、新総裁が決まったら皆で協力していってほしいと伝えた後「持論を封印されている部分もあるんじゃないか」と言い「小泉さん。選択的夫婦別姓については1年前、ここでもう結論を出すべきとおっしゃった。でも今回封印されている。気持ちは分かる。でもその信念、いずれ自身で政権を取ったときに、いずれかの段階で実現する覚悟は?」と聞いた。

 小泉議員は「昨年総裁選で訴えた後、自民党内でも議論になったが結論はでなかった。野党の中でも一つになってまとまることはなかった」と切り出した。

 そして「私の中では、働く女性が改姓に伴うリスクや負担が大きいので、認めて欲しい、人生の選択肢を拡大することの思いは変わらない」としたが「でも、家族観、夫婦の形、人生観。そういったものに関わるのは国民の皆さんのコンセンサス、党内与野党その理解を深めること。そこはこれからも努力しないといけない状況の中で、政治が物価高の問題、優先順位を決める中で、最終的には今の状況はなかなか、自分が自分が…という局面ではなく、みんなの声を聞いてコンセンサスを作っていくのが大事」と説明していた。

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