田崎史郎氏「かなり苦労したんだろうな」 高市早苗氏が推薦人集めに苦労した推測する意外な推薦人の実名
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が22日、BS-TBS「報道1930」に出演。自民党総裁選に出馬した高市早苗氏の推薦人について「かなり苦労したんだろう」などと言及した。
同日告示された総裁選(10月4日投開票)には、小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏の5人が立候補し、選挙戦がスタートした。この日、明らかになった高市氏の推薦人20人については前回の総裁選から大きく顔ぶれが変化。前回半数を超えていた旧安倍派は5人に減少。代わって旧二階派が5人、麻生派が6人、無派閥が3人、旧茂木派が1人と大きく様変わりした。
メインキャスターの松原耕二氏が「正直ちょっと驚いたのが、裏金議員を0にしているわけですね。何人か入るだろうと言われたけど、あえて0にしたということになるんですか?」と尋ねた。
田崎氏は「前回は20人のうち12人がいわゆる裏金議員だったんですね。それを0にして、他派閥から持ってきていて。かなり苦労したんだろうなと思われるのは、その中に山口壮さんが入ってまして」と元環境相(麻生派)の名前を出して指摘。「この人は総裁選管理委員会の委員だった人なんですね。つい最近辞めて加わっているんですよね。これは推薦人集めにかなり苦労した結果、総裁選管理委員会の方にまでお願いせざるを得なくなったんじゃないかなという推測ができます」と読み解いた。
松原氏から「人数で苦労したのか?」と尋ねられると、「僕は裏金議員の方を推薦人になってくれと言えば、なってくれる方はいたと思います。でもそこは頼らないで、むしろ他のところで集めようとした結果、結構無理をしてるなという感じを受けます」と私見を述べていた。
