“BTSの生みの親”事務所会長 約14時間の取り調べを終え帰宅 詐欺的不正取引疑惑で警察へ出頭

 “BTSの生みの親”である、芸能プロダクション・HYBE創設者のバン・シヒョク会長(53)が15日午前10時、詐欺的不正取引容疑に関してソウル警察署へ出頭し、約14時間後の同日午後11時47分に調査を終え帰宅したと、現地メディアのXsportsニュースなどが報じた。

 バン会長は、2019年から20年までHYBEの企業公開(IPO)を準備しながら、投資家たちに「上場計画がない」と案内した疑いが持たれているほか、知人が設立したプライベート・エクイティ・ファンド(PEF:非公開株式への投資を行うファンド)に、既存投資家のHYBE株式を売却するよう誘導し、当該PEFと売却差益の30%を共有する契約を結んだとされている。

 同メディアは、警察はバン会長の故意性と投資者被害との因果関係についてを、重点的に取り調べた可能性が高いと伝えた。「上場計画がない」という発言が虚偽か否か、これを通して「直接的な経済的利益を得た」という事実が認められれば、詐欺的不正取引容疑が成立する。

 長時間の調査を終えて警察から出てきたバン会長は、外で待っていたマスコミ陣から多くの質問が投げかけられたが、答えることなく素早く車に乗り込み、帰宅したと伝えた。

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