加山雄三 自身のトリビュートライブにサプライズ登場 しっかりした足取り「ありがとう!」連呼
歌手の加山雄三(88)の米寿と芸能生活65周年を記念して再集結した森山良子、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEによる「ザ・ヤンチャーズ」が12日、東京国際フォーラムで「トリビュートライブ 加山雄三のすべて」を開催。加山自身がサプライズ登場した。
3時間のステージの最終盤。ヤンチャーズが最終楽曲「君といつまでも」を歌い終えるとステージは暗転。その後、再び光が照らされると、加山が姿を見せた。最後に訪れたサプライズに、ファンはスタンディングオベーションで喜びを表現した。
報道陣の前に姿を見せるのは昨年4月11日に神奈川県茅ケ崎市で行われた、自身の銅像の除幕式以来。しっかりした足取りの加山は「ホント良かったよ」と出演者一人一人と握手。「こんな人生が幸せになることはめったにないこと。すべての気持ちをみんなに伝えたい」と声を張り「ありがとう!」を連呼した。
ステージでは、「加山雄三とザ・ヤンチャーズ」としてこの日リリースされた「旅人の詩」や「旅人よ」など24曲を披露。ゲストとしてザ・ワイルドワンズも出演した。
