宝塚 雪組スター・華世京が堂々バウ初主演 『ステップ・バイ・ミー』で不思議な恋物語を美しく描く

 宝塚歌劇団雪組スター・華世京のバウ初主演作『ステップ・バイ・ミー』が19日、兵庫県の宝塚バウホールで初日を迎えた。

 舞台は2000年代初めのロサンゼルス。若手俳優・ユージーン(華世)が10年前に他界した恋人にうり二つの女性・エイミー(星沢ありさ)に出会ったことで、学生時代の切ない思い出と向き合い、未来へ踏み出していく姿を温かく描き出す。大切な人にもう一度会いたいと願う心が生み出した、あるはずのない出会いを巡る“すこし・ふしぎ”な物語だ。

 2020年入団で106期の華世は、華やかな容姿で早くから注目を集めていた期待のスター。2度の新人公演主演を経て、今回堂々のバウ初主演となった。

 10年前の学生時代の青春群像劇と、現在の俳優としての姿を並行して描く難しい役どころを、持ち前の舞台度胸と演技力で見事に演じた華世。星沢との切なく複雑な恋物語も美しく描き、客席に感動を運んだ。

 公演は31日まで。

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