１１日に放送されたＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」では、いよいよ昭和１９年夏に突入。さまざまな人にフラグが立ちまくり、ネットも緊迫感に包まれている。

　この日の「あんぱん」は幹部候補試験前日に眠りこけ、上官に「今日の試験は受けられんぞ！」と激怒された嵩（北村匠海）だったが、八木（妻夫木聡）が裏から手を回し、無事、乙種幹部候補生に合格する。

　合格発表後、厩舎（きゅうしゃ）で不寝番となった嵩のもとへ、古参兵の馬場（板橋駿谷）らがやってくる。また殴られると覚悟した嵩だったが、馬場は、嵩の合格を祝うといい、「２人ともだいぶ殴ってすまんかった」「もうワシは、下を殴ってうさ晴らしするのはやめる」などといい、今までの暴力を謝罪する。

　また、のぶ（今田美桜）のところへは、夫の次郎から手紙が。「どうか明るく毎日を送って下さい」「ここにいるとわかることがある。残念ながら君の言っていた通りにはならないと」としたためてあった。のぶは次郎が出発するときに戦争が終わるのは日本が勝つ時だ！などと言っていたが…。

　さらにラストでは、京都帝大生だった千尋（中沢元紀）が海軍少尉となっており、小倉で嵩と再会するが、あのやさしい千尋の表情は消えていた…。

　突然いい人となった古参兵。次郎からの手紙、千尋の海軍姿…。時代は昭和１９年とあって、ネットは退場フラグではないか？と想像する声が多数。「馬場先輩、急に良い人になられると、会えなくなるフラグかなと思うのでやめておく」「次郎さんからの手紙…海の上で何が起こっているのか想像できる。千尋の海軍さんの制服…ｗでフラグ」「だめだ、全部死亡フラグに見えてしまう…（酒盛りのシーン）」「悪い奴がいきなりいい奴雰囲気出すってこの後戦死するフラグだよなぁ」「ああああ！弟の今生の別れフラグじゃないか！やめろお！」「フラグ立てすぎだってばよ」などの悲鳴が上がっていた。