小泉進次郎大臣、21年産も24年産も「正直、全部おいしくいただきました」
自民党の小泉進次郎農水大臣が29日、日本テレビ系「news every.」で、21年産のコメと、24年産のコメについて「正直、全部私はおいしくいただきました」と話した。
番組では、鈴江奈々キャスターが農水省の試食会に参加し、21年産と24年産のコメを食べ比べ。21年産は「新しいお米よりも古米臭ではないが、炊きあげた直後に香るようなお米の香りを感じる」「かんでいくと新しいお米と同じように甘みも感じてきますし、でも、甘みの強さは若干弱いような気がします」とコメント。「口の中に残る味わいというところでは、24年産が甘みが強い」と話していた。
その後、小泉大臣が入室。古いコメも新しいコメも「正直、全部私はおいしくいただきました」とニッコリ。鈴江キャスターが「ご家庭で大臣がお子さんと食べるおコメを買いに行くとしたら?」と聞くと、進次郎大臣は「棚になにが並んでいるかにもよるが、私としてはこの機会に、備蓄米も選び、普段買っているおコメも選び、両方食べ比べをやってもらいたい」と述べた。
また、備蓄米放出が狙ったとおりにいかなかったときの次の一手は?と聞かれ「うまくいかなかった時とは、結果、下がらなかったときということだと思うんですが、必ずこのマーケット落ち着かせないといけないという思いで、無制限に出して行くし、他の選択肢も否定しないということを決めている」とキッパリ。
そして「このメッセージが届くことでマーケットに変化を与えたい。マーケットのマインドが変わってきたことを変化の契機として、落ち着いた環境で今後の中・長期のおコメ政策、生産者と消費者の一致するところを見いだしていきたい」とも話していた。
