元雨上がり決死隊の宮迫博之が２０日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「宮迫ですッ！【宮迫博之】」を更新。お笑いタレント・土田晃之をゲストに招いた。

　２人は互いの若手時代の頃を回想。宮迫は大ピンチを救ってくれた恩人への思いを打ち明けた。

　宮迫は「生放送やったと思うけど。『おふすまショー』みたいな。襖が開いて、何か（ネタを）やって時間内に何かされたらしまっちゃうみたいな。（襖を）開け続けてられたら合格みたいなのがあったんですよ」と振り返った。

　つづけて「僕の前の（出番の）奴がむちゃくちゃスベったんです。（客席の）前の高校生ぐらいの奴が『帰れ！帰れ！』って。言われて閉まる。ただ、その『帰れコール』がやまないんですよ。（次の出番の）僕がピンでやろうと思ったら『帰れ！帰れ！』。やる前に『帰れコール』が始まったんです。ちょっと尖りすぎてたのかな？生放送で何もネタせずにそいつら睨みつけたまま襖が閉まるっていう…。すごいことが起こってしまったんです。生放送で、日曜日のお昼ので」と明かした。

　スタジオには、当時の人気アイドルだった山瀬まみがいたといい「（山瀬が）『あの人、何であんなに怒ってたんだろう？』って言うのが聞こえてしまった。で、舞台裏で（山瀬に）『そんなんも分からんのか！お前！』って言ってしまったんです」と八つ当たりでブチギレてしまったことを振り返った。

　スタッフに制止され、なだめられた後も、宮迫の怒りは収まらず「帰れコール」主導の人物たちを「『あいつらドツく！』って逆出待ち。みんなにめっちゃ止められて」と述懐。その際、舞台には若き日のヒロミが客を盛り上げる中説の役目で上がっていたといい「ヒロミさんがブチギレてくれていたんですよ。『アイツ、お前らのせいでネタできなかったんだぞ！』って。それが聞こえてきて、なんてカッコいい人なんだろうって…」と振り返っていた。