テレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け！」が２８日深夜に放送され、秘蔵されていた東野幸治（５７）のゲスト回の未公開部分が解禁された。

　東野の毒出しノートが読み上げられ「だんだん同世代の芸人さんが減ってきているのは事実です。次は私と思ってる」と告白。「引退への本音」のテロップとともに「６０歳くらいがギリギリな感じかな。ラインでいうと。だから、あと２年、３年くらいかな」と引退時期に言及した。

　理由について「若手いっぱいおるけど、だんだん辞めていったり、違う業種にいったり、減ってきて」と、手でピラミッドの形を作って説明。タモリ、ビートたけし、明石家さんまのビッグ３を頂点に、その下にダウンタウンやとんねるず、ウッチャンナンチャンらの層、さらに下に東野やナインティナインらがいると解説した。

　その上で「我々世代、席が１０あったのが上にいくと５になって、５が３になりってなってくるから、減ってきてるなと思う」と年齢が上がるごとにポジションが減っていくとの持論を述べた。

　ＭＣのウエストランド・井口浩之は「誰か先輩に言われたのは、芸歴重ねていったら消えるか、ＭＣになるしかない。確かにこの感じ（井口の芸風）で出てる上の人いないなって」と合いの手を入れた。

　東野は「５７歳、６０歳になってきたら、（ポジションが）もうどんどんどんどん減ってきてるから（次に消えるのは自分かも）って思ってるよ。そんなん。な感じ」と悲観的に予測し、悲しげな表情を浮かべた。

　井口ととろサーモン・久保田かずのぶは「そんな顔やめて！」「（瞳が）潤ってるやん！」とつっこみ。東野は「５７歳の幅みせようと思って。泣き笑い」とオチをつけた。