浅香唯 目標「本番で泣かない」すすり泣く観客続出 プロデュース舞台にワッキー「出来は100点」
お笑いコンビ・ペナルティのワッキー(52)が19日、東京・新国立劇場小劇場で、プロデュース舞台「MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~」(23日まで)の初日を迎え、主演の女優・浅香唯(55)らと取材に応じた。
今作は特攻隊員達から母と慕われ、戦後「特攻の母」と呼ばれた実在の人物・鳥濱トメさんの半生を描く。13年から出演を続け、特攻隊長役のワッキーはけいこ後「出来は100点だった。なのでこれを毎回続けていきたい」と意気込んだ。
感動の物語に、けいこ終了後にはすすり泣く観客が続出。鳥濱さん役は3度目となる浅香も観客へのあいさつ時にはワッキーとともに思わずこみ上げるものがあった。
「本番で泣かない」ことを目標としている浅香は、鳥濱さんの役柄を踏まえ「決して私は舞台上で涙は見せないぞって思いながらやっている」と話したが、「ただやっぱり何度も(涙を)こらえるシーンがあった」と本音。「本当に最後はこらえられるかなって不安もあるけど、立派に務めたい」と力を込めた。
