人気料理研究家が大腸がんで急死 65歳「突然、人生が終わり母が一番無念」息子が報告「病気を伏せ、手術の翌日もレシピ投稿」

 人気料理研究家が大腸がんで急死※写真はイメージです(izzzy71/stock.adobe.com)
 道添明子さんのインスタグラム@apin210から
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 料理本を多数出版している人気料理研究家の道添明子さんが2月26日、死去したことが、公式SNSで報告された。65歳。昨秋、大腸がんが見つかり、手術を受けていた。葬儀はすでに家族や親しい間で執り行ったという。

 道添さんが野菜を手に笑顔を浮かべる写真とともに「皆様へ向けて 道添明子の息子です。皆様を驚かせる事となり、申し訳ございません。母である、料理家あーぴんこと、道添明子は天寿を全うし、2025年2月26日に、65歳にて永眠いたしました」と報告した。

 「元々、指定難病を患いながら生活しておりました。昨年秋ごろに大腸癌が見つかりながらも、今年の1月末に手術を行い、無事退院した矢先のことでありました」と記した。

 また「皆様には、病気である事は伏せ、『私の使命は皆様にレシピを発信する事』と、手術の翌日も投稿をしておりました。息子としては、仕事より体を優先して欲しい思いを伝えても、料理への情熱は変わる事なくレシピの発信をしておりました。プライベートでは、今後、新しい命も誕生し、おばぁちゃんとして、そして料理家として、新たにやりたい事も沢山あったと思います。突然、人生が終わりを迎えた事は、母が一番無念に感じているはずです」と記述した。

 長男は、その後も長文であーぴんさんについて「母はとにかく料理を軸とした人生を送りました」「母との料理に関する思い出は、沢山あります」「私が一人暮らしを始めてからは、たまに送ってもらう母の料理を食べる時が、至福の時間でした。最後に食べたのはなんだったかな。考えると涙が出てくるので辞めておきます」などとつづった。

 締めくくりに「最後に息子として言える事は 今まで育ててくれてありがとう 最高の美味しいご飯をありがとう 私はいつまでもあなたの自慢の息子であり続けます ただ、それだけです」と天国の母に語りかけた。

 道添さんは、「旬と野菜を愉しむあーぴんの絶品おかず」(宝島社)などを出版。レシピ開発やセミナー講師などでも活躍した。

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