堀江貴文氏 中学受験に血道の親へ、必死にならなければ受からないなら「やめた方が身のため」
実業家のホリエモンこと、堀江貴文氏が4日、自身のYouTubeチャンネルで、中学受験を控える親たちへ「申し訳ないけど、やめたほうが身のため」などと持論を展開した。
ホリエモン自身は、小4から塾に通い、中学受験を経験し、超進学校の久留米大附設中、高に進学しているが、当時は塾に行けば、嫌で嫌でたまらなかった柔道に行かなくてもすむということから、進んで塾に通っていたという。
もちろん頭も良かったため、学校の授業よりもレベルの高い塾の授業は「楽しかった」というがそういった「エリート」以外の子供が受験のために無理やり勉強することは「俺が柔道に行っているのと一緒。精神を病む」と指摘した。
必死に受験勉強し、結果受かったとしても「公立より勉強のレベルが高い。そうするとついていけない」といい「集団の下位にいる状況はつらい」ともコメント。ホリエモン自身も「勉強ができすぎたから、運動は普通だけど、できないと悔しい」という思いにかられたという。
大学を卒業しても、AIが仕事を席巻していると予想し、「苦労して(中学受験)するようなやつは正直トップアスリートじゃない。それは過酷な努力ですよ、ということ」「中学受験で入るのはいいけど、その後、苦難の6年が待っている。大学受験も待っている」と訴えた。
ホリエモン自身も「受験勉強が今、役に立ってないのは言える」ともいい「それなら得意なことをやらせた方がいい。飽きちゃうと言っても飽きて辞めるのではなく、つまらないから辞めている。それは合わなかったってこと」と助言。必死にならなければ受験を乗り越えられないのならば「申し訳ないけど、辞めた方が身のため」と話していた。
