神戸出身・平松愛理 5年ぶりとなる震災復興ライブ決定「語り部になっていただきたい」 来年1月17日実施
神戸出身の歌手・平松愛理(60)が11日、神戸市役所で会見し、阪神・淡路大震災の発生から30年となる来年1月17日に5年ぶりとなる復興支援のメモリアルライブ「1・17 KOBE MEETING 2025~あれから30年~」(神戸煉瓦倉庫 K-wave)を実施すると発表した。
平松は震災発生当時はツアー中で無事だったが、地元の大切な人たちを亡くした。「記憶を風化させたくない」との思いで1997年から支援ライブを開催してきたが、25回目の2020年で区切りをつけていた。
しかし30年目を迎える神戸で何かできないかと自問自答して、再びライブを行う決意をした。「私は被災していないので、歌で伝えることによって、何かを感じていただき、語り部になっていただきたいという思いです」と力を込めた。収益金は寄付される。