高橋洋一氏「103万の壁」抵抗→「ラスボス」の実名明かす 「あの人言いたい放題。自民党の裏、自民議員ですら何やってるか分からない」
経済学者の高橋洋一氏が7日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。番組では「103万円の壁」の引き上げを巡る駆け引きが続いていることを特集した。
玉木雄一郎氏ら国民民主党が訴えている178万円までの引き上げについて、高橋氏は国民民主が対峙しているのが「宮沢さんていうラスボス」と、自民党・宮沢洋一税制調査会長の名前をあげた。党税調レベルの議論であるため「あの人、言いたい放題。そこですごく乖離がある」と語った。
このため高橋氏は、玉木氏と配信番組で議論したとしたうえで「私はこのやり方よりかは、国会でやれと。国会でやれば、よりスピーディーにできる。補正予算の組み換え、補正予算の中に減税の話を織り込む」との案を勧めたことを明かした。
「いま自民党の党税調のほうは再来年にやるとか、とぼけた話をしてるから、これを国会でやれと。ラスボスと裏で議論しなくても、表で石破さんと議論できる。すぐ減税ができるから、石破さんを引き出せ」と語った。
「自民党税調って裏ですからね。自民党議員ですら、何やってるか分からない」「表に出れば178万のほうが有利になるんですよ。裏で回れば回るほど数字が下がる」と述べた。