2024.05.20

“和製スティービー・ワンダー”木下航志「本当にうれしい」　全盲の音楽家が歓喜の復活唱

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　全盲のミュージシャン・木下航志（３５）が１９日、都内でアルバム「Ａｌｉｖｅ　ａｎｄＷｅｌｌ」発売記念ライブを行った。

　網膜症で視力を失った生い立ちから和製スティービー・ワンダーと呼ばれる木下。昨年、指定難病の副腎白質ジストロフィーと診断され、骨髄移植手術を受けた。闘病からの復活ライブでは、アルバム収録曲「ようこそ」「カナデル」やスティービー・ワンダーメドレーなどを歌った。８日の誕生日をケーキで祝福され「本当にうれしい。去年の今ごろは不安もあり、面会も禁じられて、連絡はメールと電話のやりとりだけでした」としみじみ話した。