「ありがとう浜村淳です」50年続いた平日放送が最終回 迎えたゲスト1万人に「ひとつの誇り」

 平日最後の放送を終えた浜村淳
 平日最後の放送を終え、アシスタントらからねぎらわれる浜村淳(中央)
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 映画評論家でタレントの浜村淳がパーソナリティーを務める、MBSラジオの名物番組「ありがとう浜村淳です」(月~土、前8・00)の最後の平日放送が29日放送された。

 1974年4月にスタートし、放送50年の節目に勇退を決めた浜村。番組冒頭、50年の間に登場したゲストが1万人以上であることを紹介。高倉健、吉永小百合、アラン・ドロンらそうそうたる面々のほかに、広瀬すず、中条あやみ、上白石萌音、萌歌姉妹らが新人時代に出演。「この番組に出たことがきっかけでぐんぐん売れ出した」と、胸を張り、「縁起がいいというか、ひとつの誇りに思っています」と、感慨深げに語った。

 番組中には映画監督の山田洋次監督らからお疲れ様のメッセージも寄せられた。平日放送は終了するが、土曜の同時間帯の放送は4月からも継続されるだけに、自身の心境を深く語ることはなく、番組のラストもリスナーの番組に関する思い出を淡々と読みあげ、「お互い、ますます元気で頑張りましょう」とメッセージを送った。

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