青木理氏【サンモニ】少子化に悩む日本と韓国「交流しながら一緒に前に進んでいけば」共闘を提案

 ジャーナリストの青木理氏が3日、TBS「サンデーモーニング」に出演。少子化に悩む日本と韓国が「共闘」することを期待した。

 韓国では2月28日、一人の女性が生涯で出産する合計特殊出生率が0・72と過去最低を更新したことが明らかになった。日本の出生率は1・26と、こちらも非常に低い水準だが、韓国はレベルを超えた危機的状況といえる。

 青木氏は「韓国には特有の事情がある。受験とかものすごい強烈な競争社会の中で格差も広がっている。でも日本と共通しているところもある。韓国5000万人の人口のうち、半分くらいがソウル首都圏に集中している。だから、物価も高ければ、家賃も高ければ、不動産価格も高くて、お金がそれにかかっちゃうというのもある。日本と似ているジェンダー格差や家制度を重視するので、女性が子供をつくるというのは子育て罰的なことになっちゃう、というのも相まって、こういうことになる。だから日本と韓国は似ている」と分析した。

 その上で「だから、そのあたり、もしかすると、お互いに交流をしながら、一緒に課題を見つけながら前に進んでいくことをしてもいいのかな、という気もしますよね」と提案した。

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