【要旨】上沼恵美子 瞳うるませ松本人志に呼びかけ「お願いやから、ファンにメッセージ残してやってくれないかな」クギズケ冒頭

 タレントの上沼恵美子が28日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演。自身の女性問題を報じた週刊文春の発行元・文芸春秋社などを名誉毀損で提訴したダウンタウン松本人志にメッセージを送った。

 番組冒頭から、松本の話題を扱った番組で、上沼は「私またいらんこと言うのかもわかんないけど」と話しながら、M-1グランプリの審査員として共演した盟友に、一人語りで熱い思いを届けた。

 「ダウンタウンの力、松本人志さんの人気、30年間頂点に君臨してきたというのはね。絶対に忘れてならないのは、松本さん。ファンの温かい、支援、応援があって、そら。ダウンタウンのファンってハンパじゃなく、熱いファンが多いんですよ。だから、そこを置いてけぼりにしてないかなというのがちょっとした感想なのかな」と切り出し、ファンを大切にしてほしいと切々と訴えた。

 さらに自身の体験を重ねた。

 「私ごとになるんですけど、4年ぐらい前にレギュラーがバタバタなくなったの。みなさんご存じやと思いますけど。そのときにテレビの番組をずっとやってきた人間としては寂しくて、崖っぷちというのか。崖から突き落とされたような気持ちになって、私の出番はないんやなってうなだれていたときに、『YouTubeやらない?』ってある方に誘いを受けまして。『YouTubeってどういうことやるか分からない』『アナログですよ。家でくちゃくちゃしゃべればいいんです』『そうかな』っていって、なにげに始めたんですよ」

 自身がテレビでレギュラー番組を失い、YouTubeという新たなステージと出会ったことから気づいたことがあった。

 「すごいビックリしたことがあるんです。思いのほか、たくさんの人に見ていただいてるんだって、感動したんですね。『高齢者の人がYouTube見るっていう社会現象も起きたんです』って、文芸春秋の方から言われて、うれしくて。あー、やってよかったなって思ったんです。YouTubeやって思ったのは、ファンと自分との間が近い。コメントも寄せられるし、数字もガンッと出ますし。そのときに『ああ、私にはファンがいたんや』って感じたんです。私はこういうファンに支えられてやってきたんだなって思いました」

 そして松本に語りかけた。

 「だからね、松本さん。『ワイドナショー』に出ますかなんか言うて、かなわなかったじゃないですか。そのときにファンのみなさんにご挨拶じゃないけど、裁判に行ってきますとメッセージを送ろうとしてらしたと思うんですけど、かなわなかったわけやから。なんらかの形で、松本さん、あなたね。びっくりするくらいのファンがいるんですよ。30年間、君臨したわけやから。30年間君臨したからだけじゃなくて、ダウンタウンのファンはもう、ものすごく熱い。アチチや。濃い。芸人さんもあなたの芸で、ダウンタウンの存在で人生観も変わった。そんな方もいらっしゃると思うねん。そういう大勢の数知れず熱いファンのことは置いてけぼりにしてはあかんと思うの、私は。力もある、才能もある。あなたの天才的なものはあるんだけど、それだけじゃ30年間、来られなかったんですよ。ファンの応援は絶対に忘れてはいけない。どんな形でもいいから。YouTubeがいいとか、記者会見はしんどいとか言いましたけど、違う方法でもいいから、松本さん、お願いやから、ファンにメッセージ残してやってくれないかな。莫大なファンがいてて、松ちゃん、なんか言うて、松ちゃんどんな感じやねんって、報告は私は義務があると思うで。これだけ応援していただいたわけなんで」

 上沼の一人語りは5分以上続き、スタジオは静まり聞き入った。

 「裁判に行かれることが決定的になった松本さんは、ワイドナショーに出ることがかなわなかったんだけど、私とはレベルの違う、ごっついファンが、熱っついファンが、松ちゃんどないすんねんって心配していると思う。家族のために邁進します、裁判しますってヒヤッと行くんじゃなくて、一言、熱いファンに何らかのメッセージを残してほしい」

 切々と訴える瞳はわずかに潤んでいた。

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