宝塚歌劇の相次ぐ休演に株主が苦言連発「中止が多い」 角CEO「今後は代役公演積極的に」阪急阪神HD株主総会

 阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社の「第185回 定時株主総会」が16日、大阪市内で行われた。エンターテインメント事業のひとつである宝塚歌劇団において、生徒の体調不良のためにコロナ5類以降後も休演が相次いでいることに、株主からの不満が噴出した。

 中止となった宝塚大劇場星組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」を、この日観覧予定だったという女性は、「代役公演はできないものなのでしょうか。他の舞台は歌舞伎では(市川)猿之助さんが一家心中騒ぎを起こしても、休演は1日かそこら」と怒りを抑えるような声で指摘。ほかの男性株主からも、「中止が多い。(規制を)緩めるべき」という意見が出た。

 角和夫CEOは「たとえ主役級の生徒が罹患しても、2、3人で収まるようなら、せっかく取ったチケットが無駄になって観られないよりは、代役でご覧いただいた方がいいに決まってる。今後は代役公演を積極的にしたい」と説明した。

 宝塚大劇場星組公演「1789」は、初日1公演のみ上演。「公演関係者に複数の体調不良者が判明」のため、翌3日から18日午前11時公演まで中止に。18日午後3時30分公演からの再開が発表されている。

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