元財務官僚で嘉悦大教授の高橋洋一氏が６日、ＹｏｕＴｕｂｅを新規で配信。５日に滞在中のＵＡＥドバイから帰国し、逮捕された元参議院議員のガーシー（本名・東谷義和）容疑者について言及した。

　ガーシー容疑者本人とは会ったことはないが「ガーシーさんが国会議員になった後に関係者から『役所の裏話とか、政治家の裏話ってないですか』っていう話で接触があったんだよね」と明かした。

　当時、芸能界の暴露をＳＮＳで行っていたが、国会議員になったことで、政治や官僚などの暴露ネタを探していた周囲の動きを認めた。

　その上で「常習的な脅迫って意味なんだけどね、刑法でもできるんだけど、刑法よりちょっと悪質っていうので特別な法律があってね、結構エグい法律なんですよ。刑法よりさらに重い刑を科すっていう意味で、結構えぐい法律で逮捕したなという風に私は思いました」とコメント。特別刑法で逮捕したと解説した。

　国際指名手配するなどの末の逮捕では「意外にＵＡＥの方も、協力的だった」という高橋氏は、「ドバイも資産がたっぷりあったら（ガーシー容疑者を）守ると思うんだけど、なくなってきたんじゃないの」と推測。ＳＮＳが大半、凍結されたために収入源がなくなったと予想した。

　さらに、「はっきり言って逃亡してるから国際手配されてるでしょ。そうすると逃亡の恐れあり、っていうことだから立件された後ね、執行猶予はつきにくいんじゃないかな」と語り、「保釈もないんじゃないの。逃げまくってた人だから、裁判所も認めにくいんじゃないかな」と話した。

　さらに「反省の弁もあまりない」ことなどから、実刑判決を推定。「逆に実刑の方がいいよ。（刑務所に）入ってたものが安全じゃないかな　下手に外出たりする方がやられたりするんじゃないの」と、身の安全のために実刑の方がいいと話した。