クロちゃん リチと結婚「今年するとしても年末」“日本一の嫌われ者”から幸せつかんだメンタル術
10年ぶりに彼女をゲットした安田大サーカスのクロちゃん(46)が連日、ネットニュースを騒がせている。TBS「水曜日のダウンタウン」(水曜、後10・00)の恋愛企画「モンスターラブ」の昨年12月22日放送回で、20歳年下の美女・リチ(26)への告白を成功させた。日本一の嫌われ者は、“付き合ってみた説”におびえながらも、幸せな日々を満喫。結婚前提を強調し「今年するとしても年末」と思いをはせた。
最終回までは会わずにこっそりと、オンエア後はほぼ半同棲状態で愛を育んできた。「ご飯を食べたり、サウナデートをしたり、今すごく楽しく過ごしています。みんなに祝福されたり、実はクロちゃんハイスペックなんじゃないかと言われたりして、気持ちよかった」と10年ぶりの幸せをかみしめる。リチは「ちょっとしたことで喜んでくれて、意外と『無駄遣いしなくていい』って言うタイプ」とけなげな姿にも愛を募らせる。
1月28日発売の著書「日本中から嫌われている僕が、絶対に病まない理由」(徳間書店)でも、本企画について触れている。「水曜日-」でSNSが嘘だらけであることが暴かれ、毎日アンチコメントを浴びながらも、ひょうひょうと生きるクロちゃん。本著ではその驚異のメンタル術をまとめたもので、「人のせいにする」「損はしたくない」がテーマだ。これは恋愛にも通じている。
最近だとリチの両親からお年玉をもらったことをツイッターにつづって炎上。「リチにお年玉をねだられて3万円あげたんです。毎年渡さないといけない、損したなと思って、『義理のお父さんとお母さんにもらえばいい』と冗談半分でツイートしたら、リチ伝いでもらった。でも中身は2万円で1万円損。結局毎年損するんだなと思ってます」としっかりと損得勘定。しかし「気に入ってないと渡さないでしょ」と両親の反応には手応えだ。
いまだに視聴者からは「水曜日-」の説じゃないかと半信半疑の目も。「絶対ない。リチと僕、普通に初夜も迎えてますし」と否定しつつ、もし説だったら「お金払わずに、体の関係できたし、ラッキー。国民全員が知っているカップルになってうれしい反面、つまみ食いができない。リチに騙されたって同情もひけるから、すぐ次の子とデートできる」と鋼のメンタルで切り替えていくつもりだ。
目隠しで強制連行されたり、宙づりになったり…と散々な目にあわされてきた「水曜日-」には、「毎回腹が立って仕方なかったのに、今回で初めて感謝した」。15日放送回は2人の初旅行に密着。今後もプロポーズ企画など夢は広がるが、「地獄だよ、もうほっといて!」と叫んだ。
一方で交際開始直後にじんましんができるなど早くも暗雲が立ちこめているが、「リチは俺のことを100%、120%愛している」と強気だ。結婚前提の交際だと語尾を強めつつ、「付き合いたての夢から覚めてない状態での結婚はずるいから、すぐにはない。今年するとしても年末かな。永遠の愛を誓うから、理想を追い続けたい」と力を込めた。
◆クロちゃん 1976年12月10日生まれ、広島県出身。本名は黒川明人。アイドル志望で松竹芸能のオーディションを受け、2001年に団長、HIROと安田大サーカス結成。17年に「水曜日のダウンタウン」で虚言癖が発覚し、ブレーク。アイドル好きで、同番組で「豆柴の大群」をプロデュースした。
