１１日放送のＴＢＳ「水曜日のダウンタウン」では、企画「身代わり数珠つなぎカラオケ」が行われた。

　冒頭でプレゼンターの高橋茂雄が「この番組でも何度か行っている数珠つなぎ企画の新たな試みを持って参りました」と紹介すると、すかさず浜田雅功が「大丈夫ですか？」と反応した。

　「嫌な思い出が…」とツッコミを入れると、高橋が「大丈夫です！」と太鼓判を押した。

　数珠つなぎ企画は、「ジョジョの鉄塔システム」と呼ばれる、監禁された芸人が、他の人物をおびき出して身代わりにしない限り、外に出られない。

　浜田の言う「嫌な思い出」は、１８年にターゲットにするナダルを東京・恵比寿駅前で捕獲して車に押し込んだところ、本当の連れ去りだと思われて１１０番通報が相次ぎ、警視庁から厳重注意を受けた件とみられる。当時ＴＢＳは企画の「見直し」と「再発防止」に取り組むとしていた。

　結果、今回も山奥のカラオケボックスに収容される１人目のターゲットとしてナダルを、おなじみ覆面集団が捕獲。しかし、「吉本興業本社」とテロップ表示された後に、中庭でナダルが猛ダッシュで駆け寄ってきた覆面集団に捕まると、「分かったから」「ああもう、コーヒーあるから！熱い熱い」と文句を言いながら、足だけは素直に応じて車へと押し込められ、コンプライアンスに配慮した拉致収監だった。松本人志が「慣れたもんやな」と突っ込んで笑わせていた。