市川新之助 色っぽいシーンも愛嬌たっぷりに熱演 白鸚は体調不良 12月も当面休演

 歌舞伎俳優の市川團十郎白猿の長男、市川新之助(9)が5日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「十二月大歌舞伎」(26日まで)昼の部「毛抜」に出演し、史上最年少で粂寺弾正(くめでら・だんじょう)を演じた。

 腰元たちを口説く色っぽいシーンも愛嬌(あいきょう)たっぷりに熱演。花道で「どうやらこの大役、本日おいでのいずれも様のおかげにて、なんとか相務めましてござりまする」とあいさつし大きな拍手を送られた。

 「十三代目市川團十郎白猿」襲名披露公演の2カ月目。父の團十郎(44)はブログに「よくやった、と思います」と記した。團十郎の長女の市川ぼたん(11)は「團十郎娘」に出演。女性が歌舞伎座での本興行の出し物を勤めるのは60年ぶり。

 また松竹は、松本白鸚(80)が体調不良のため夜の部「口上」の出演を当面見合わせると発表。11月公演も19日から休演していた。

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