元フジテレビの田中大貴アナウンサー（４２）が２０日放送の日本テレビ系「ダウンタウンＤＸ」の男性フリーアナＳＰに出演し、元日本テレビの徳光和夫アナ（８１）にほめられたことを喜んだ。

　兵庫県出身の田中アナは慶應義塾大学野球部出身。「関西弁（のまま）で入社したので、初めて標準語を使うところからのスタートだったので、（上司の）牧原（俊幸）さんたちは『人の３倍練習しなさい』と」とまずは基本的な発音から苦労したと語った。「モニターを家に４つ買いまして、同時進行で野球、バスケットボール、バレーボール、フィギュアスケートと並べながらずっと聴いてました」と振り返った。

　そんな中で「ジャイアンツのキャンプ行った時に徳光さんに、初めてほめていただいて。『野球中継聴いています』と」と告白。「その時は本当にうれしかったですね。やっていてよかったなと」と他局の大先輩の賛辞に感激したと明かした。

　徳光アナは「いまだにね、彼の野球中継は本当に野球に対しての愛情があるんですよ。自分自身が野球少年で、プロ野球目指したぐらいの人でありますんで」と解説。続けて「上重にもあるんですけどね、田中くんにはそれを上回る、いい伝え方があるんだよね」と日テレの後輩・上重聡アナ（４２）を引き合いに出して田中アナを絶賛した。

　上重アナはＰＬ学園から立教大学に進学し、六大学野球で活躍した。田中アナとは同学年でしのぎを削った間柄だ。