「顔を直す」で看板見ず釈明の生稲晃子議員に伊藤惇夫氏「見ても分からなかったのでは」 勉強求む

 政治アナリストの伊藤惇夫氏が19日、CBC・TBS系「ゴゴスマ」に出演。生稲晃子参院議員に対し、「もうちょっと勉強してほしい」と注文をつけた。

 生稲氏は参議院選挙公示直前の6月18日、八王子にある旧統一教会の施設「世界平和統一家庭連合 八王子家庭教会」を訪れていたことが報じられ、18日、初めて取材に応じた。同施設を訪れたことについて聞かれると、「暑かったので顔(化粧)を直すこととか、自分が何をしゃべるのか、きちっと間違えないようにしゃべらないといけないとか。そういうことに必死で、何も見ずに。いつも、そんな感じの移動なものですから。その時も、全く見ていなかったんですね。だから知りませんでした」と施設に入る際に看板などを見ていなかったため、教団の施設だとは知らなかったと釈明した。

 この施設の入り口には「世界平和統一家庭連合八王子家庭教会」と大きく記されている。

 伊藤氏は「ゴゴスマ」で「生稲さんは新人ですし、政治家になる以前のことを思うと、政治には疎い方なので、もしかしたら本当に『知らなかった』というのは十分考えられる」とした上で、「ただ、逆に、そういう方が参院議員でこれから6年間、法律の制定等にも決定権を持つ立場で活動されていくんだなー、そういう、なんとかもうちょっと早い段階で勉強してほしいな、というのは強くあります」と話した。

 またこの日出演したテレビ朝日系「モーニングショー」でも、「生稲さんに関して言うと、まず、看板見ないで(施設に)入った、っていうのはちょっとナゾなんですが、政治家としてのここまでの言動を見ていると、(看板を)見ていたとしても、どういう団体だったのか、生稲さんはほとんどおわかりにならなかったのではないかと」と指摘した。

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