高市早苗氏、自民党公約7本柱を正式発表 憲法「アップデートする」
自民党の高市早苗政調会長(61)は16日、東京・自民党本部で記者会見を行い、参院選(22日公示、7月10日投開票)公約を正式発表した。
「決断と実行。」がキャッチコピー。ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮のミサイル発射の増加などを踏まえ、反撃能力の保持を明記し、国防力の抜本的強化を示した。高市氏は「守るべきものをしっかり守った上で、未来を作る」と宣言。「岸田総裁が掲げる新しい資本主義などを通じて、力強い成長軌道、安心して暮らせる社会、憲法改正によって新しい国のかたちを作る」と語った。
昨年秋の衆院選公約では、憲法改正については「早期の実現を目指す」としていたが、今回の公約では「早期に実現する」と明言。高市氏は「憲法をアップデートする」と語気を強めた。
公約では「外交・安全保障対策」「原油高・物価高対策」「徹底した災害対策」「感染症対策と社会・経済活動の両立」「新しい資本主義」「デジタル田園都市国家構想」「憲法改正」の7つの柱を打ち出した。
