神戸大理学部卒!三遊亭好一郎が真打ち昇進 熊本高の先輩は宮崎美子

 落語家・三遊亭好楽(75)の4番弟子の三遊亭好吉改め、好一郎(35)が26日、都内で行われた真打ち昇進披露会見に出席した。

 好一郎は師匠の好楽とともに登壇し、「コロナ禍で2年ちょっと、同業者が廃業などもしていかれる中で、もがきながらも師匠のおかげで真打ちという運びに相成りました」と緊張気味にあいさつ。「同じ噺(はなし)を何べん聞いても面白い、細かいところまで気配りをした一席ができる噺家になりたい」と意気込みを語った。

 熊本県出身で、同県屈指の進学校・熊本高から神戸大学理学部物理学科を卒業した“インテリ”。「液体ヘリウム」を使った「超伝導」の研究に明け暮れていたというバリバリの理系男子だ。大学院進学が決まっていたが、勉学の息抜きに見た落語のビデオに魅せられ、大学卒業後の09年6月に入門。「こんな楽しい世界があるのかと。落語は理詰めでなく人情。そこが好きなところです」と話した。

 好楽は「お父さんとお母さんは落語家にするために神戸大に行かせたわけじゃないんでしょうけど」と言いつつ、「勉強と同じでコツコツと努力するタイプ。好青年で、皆さんに可愛がってもらうタイプ」と愛弟子のキャラクターを絶賛。

 好一郎と、熊本高の先輩にあたる女優・宮崎美子(63)を引き合わせたといい、「クイズ番組で美子ちゃんに会わせたんですよね。『あら熊高(くまたか)!私の後輩だ!。神戸大!負けたわ…』と言っていた。色んな出会いがありますけど、どんどん出世して、三遊亭好楽一門を盛り上げて頂きたい」と期待を込めていた。

 6月1日から、東京・両国のお江戸両国亭を皮切りに、真打ち昇進披露興行が行われる。

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