竹中平蔵氏 猛反撃「コメントしようがない酷い話」黒木千晶アナの「竹中さんの既得権益」に

 元経済財政政策担当大臣で、パソナグループ会長の竹中平蔵氏が20日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。新紙幣の肖像画の特集で、新1万円札になる渋沢栄一の解説を行った。

 終盤に司会・議長役の黒木千晶アナウンサーが「はい!」と手を挙げ、竹中氏に「先ほど、既得権と言ってましたけど、世の中から見たら、竹中さんが現在人材派遣会社の会長をやってらっしゃるから、労働市場こそが竹中さんの既得権益なんじゃないかと思ってる方もいると思うんですけど」と質問した。

 これに竹中氏は「まったく誤解っていうか、コメントのしようがないほど酷い話ですよね」と苦笑した。

 パソナグループの過去最高利益について「さっき利益が増えたとか言ってましたけど、それは簡単で、元の利益がすごく薄かったからで、他に比べたら利益の額が大きくないのに、不当な利益を得てるというようなレッテルを貼って、おもしろがる議論がまかり通ってる。そんな議論にまきこまれちゃダメですよ」と、諭すように反論した。

 パネラーの論客陣からは「煙に巻かれてるよ」との突っ込みも。

 元財務官僚で弁護士の山口真由氏も、竹中氏に挑むも、「財務省にいたから言うけど、寄付税制ちゃんとやらないとまともな人、寄付できないよね」と反撃され、「議論ふっかけると、全部100倍になって返ってくる」と苦笑した。

 黒木アナは「私も頑張って議論ふっかけたんですけど、なんか負けるんですよね。歴史ってのは勝者の歴史ですから、もしかしたら100年後くらいには、竹中さんがお札になってるかも」と指摘。竹中氏は「ありえへんって」と返していた。

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