藤井聡太竜王 先勝した王将戦第2局へ「ある程度準備してきた」 渡辺明王将へ挑戦

 将棋の藤井聡太竜王(19=王位・叡王・棋聖との四冠)が渡辺明王将(37=名人・棋王との三冠)に挑む、第71期王将戦七番勝負第2局前日の22日、両者は対局場となる大阪府高槻市「山水館」で前日検分を行った。

 史上4人目で最年少の五冠を目指す藤井竜王は、大熱戦の末、先勝した10日の第1局について「どうしてもわからないところが多かった。その辺りが課題だと思う」と気を引き締めた。後手番での戦いとなることには「渡辺王将の作戦にこちらが応えられるかどうかという構図になると思う。本局へ向けてある程度準備はやってきたし、しっかり考えて応えられれば」と思いを明かした。

 渡辺王将は第1局について「藤井さんとは2日制は初めてだった。1局やってなんとなく時間の流れ方が分かって、2局目以降に臨めるかなと」とコメント。本局へ向けては「1局目は負けてしまったけど、内容としてはそんなに悪くなかった。反響も大きかった。そういった将棋をまた目指していきたい」と意気込みを語った。

 2人の公式戦の対戦成績は藤井竜王の9勝2敗。

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