今年３月３１日で芸能界を引退した元ザブングルの松尾陽介さんが３０日、テレビ朝日系で放送された「アメトーーク年末５時間４０分ＳＰ」に出演した。“ガチ王”の愛称で、常連として出演していた恒例の人気企画「運動神経悪い芸人」に登場した。

　コーナーの冒頭で、サバンナ・高橋茂雄が「運動神経悪い芸人には卒業ってシステムがないんですよ。一度入ったら、一生出ないとダメなんです」と説明。フットボールアワー・後藤輝基が「それを証拠にですよね」と松尾さんを指さした。

　しれっとひな壇に座っていることをいじられた松尾さんは「引退したんですよね、おれ、確か」と信じられないといった表情。「株式会社ＯＭＡＴＳＵＲＩ」を立ち上げたことを伝えた上で「ガッツリうちの会社にオファーが来まして、社内で検討した上で、出させていただこうということになって」と経緯を説明した。

　テロップでは「元芸人・ガチ王」と説明され、スタジオは拍手で歓迎した。サッカーのロングスローで見事に手前にバウンドさせると、麒麟・川島明は「お帰り」。ＭＣの蛍原徹も「これを待ってたんですよ」。アンタッチャブル・山崎弘也は「色あせない」と喜んだ。

　ソフトボールのピッチングでも、リリース直前に動きが止まり手前にフワリ。ハンドボールのシュート、リレー対決、水泳、バスケットボールにも参戦した。しっかりと各競技に参加しており、ナイツ・塙宣之は「会社大丈夫？」、山崎も「芸人の頃より出てるよね」とツッコミ。“ガチ王”ぶりを存分に楽しんだ。