前澤友作氏 生ラジオで「まさに宇宙なう」15分間交信! 次の夢は「海底なう」

 宇宙旅行に挑戦した衣料品通販大手ZOZO創業者で、スタートトゥデイ社長の前澤友作氏(46)が12日深夜、ニッポン放送「宇宙から生放送! 前澤友作のオールナイトニッポンスペシャル」に、国際宇宙ステーション(ISS)から生出演した。メディア生放送での交信は初。「宇宙なう」と元気な肉声を届け、次の夢には「海底なう」を挙げた。

 出演予定だった午前2時46分を過ぎても、前澤氏との交信がなかなか繋がらない。放送終了予定は3時。スタジオの音楽プロデューサー・亀田誠治氏、ニッポン放送の東島衣里アナが「これは祈るしかないですね」と焦る中、同55分頃に宇宙から第一声が届いた。

 「どうも~、やっと聞こえました」。宇宙からのメディア生放送での交信はこれが初。元気にタイトルコールを終え、「私は今、地球の上空400キロぐらいにあります、国際宇宙ステーションというところにおります。まさに『宇宙なう』って感じで」とおどけた。

 同氏は8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、ソユーズ宇宙船で出発した。ISSに約12日間滞在し、今月20日に再び同地に帰還予定。亀田氏に「次の夢はなに?」と、問われた前澤氏は笑いながら即答する。「ここまできたら深海にでも潜ってみようと思っています。上下、行ってみようと」。世界で最も深いとされるマリアナ海溝を候補とし、“全制覇”の野望をぶち上げ「そういうことです」と笑った。

 ISSの軌道の関係上、交信時間は15分。番組も約10分間、延長された。リスナーからの質問にも「諦めないこと。誰に批判されようが、否定されようが貫いて頑張っていれば、夢はかなっていくもの」などとメッセージを送った。通信の最後が少し途切れ途切れになったのも、宇宙からの放送というリアリティーを感じさせた15分間。31年ぶりの日本人民間人宇宙飛行士は、「海底なう」とつぶやく夢に向かっていく。

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