１７日放送のＮＨＫ連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、勇（村上虹郎）が兄・稔（松村北斗）の縁談の話を聞いてしまい、大阪の稔を訪ね大げんかを繰り広げる切ないシーンが放送された。この勇の姿が一部ネットで千鳥の大悟に似ていると話題になっている。

　勇は野球に打ち込み、東京の大学に野球で進学するほど。丸刈り頭で眼光鋭い大きな目が特徴で、兄・稔の涼しげな面持ちとは正反対の容姿だ。

　そんな勇は兄同様、安子（上白石萌音）に思いを寄せていたが、安子の思い人が稔だとしり、身を引くことを決意する。だが長男の稔には銀行頭取の娘との縁談があることを知り激怒。大阪にいる稔を訪ね「うそじゃろ？あんこ（安子）のこと、捨てたりせんよな？」と詰め寄るも、兄は「帰ってくれ。お前と違って俺は忙しい」と反応。勇は「兄さんを信じとったのに」と訴えるも稔は「お前がなぐさめてやれ」といい、勇は兄を殴ってしまう。しかし、兄の涙を見た勇は、兄は本当は安子のことが好きなんだと改めて知る…という展開だった。

　勇の真っ直ぐな思いと、稔の切なさにネットも涙したが、一部で、勇役の村上と、千鳥の大悟がよく似ていると話題となっており、「勇ちゃんがだんだん千鳥の大悟に見えてきたのもつらい」「坊主頭の勇がアップで映って『わしが』って言うと千鳥の大悟に見える」「千鳥大悟に見えてきた…勇ちゃん」の声が。

　さらに勇が岡山弁であることから「岡山弁のせいもあって、ときどき勇が大悟に見える」「岡山の言葉だから特に」などの指摘も上がっていた。