藤井聡太二冠 九段初対局で勝利 初戦は「全く意識しませんでした」

 初手を指す藤井聡太二冠(日本将棋連盟提供)
 対局に臨む藤井聡太二冠(日本将棋連盟提供)
 対局に臨む藤井聡太二冠(右)と久保利明九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太二冠(王位・棋聖=18)が6日、大阪・関西将棋会館で指された第80期順位戦B級1組4回戦で、久保利明九段(45)に117手で勝利し、同組3勝1敗とした。3日に18歳11カ月の史上最年少でタイトル初防衛を果たして、九段に昇格。中2日で迎えた九段初対局で、勢いそのままに白星をつかんだ。夕食の勝負メシには自身の定番メニューであるバターライス(マッシュルーム抜き)をチョイスし“平常心”を貫いた。

 日をまたいだ熱戦を制して、「(同組は)手強い相手ばかりなので、3勝1敗は悪くないと思います。1戦1戦、気を引き締めていけたら」と納得顔。九段初戦を飾ったが、「まったく意識してませんでした。最近は対局が多いので、コンディションを崩さないように意識しました」と冷静に振り返った。

 同組は13人総当たりで、上位2人がA級に昇格する。谷川浩司九段(59)が持つ、名人の最年少記録(21歳2カ月)を藤井二冠が更新するには、今期で同組を抜け、A級1期目で挑戦権を得て、タイトルを奪取する必要がある。

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