【The LDH Times】藤原樹 頂点定めぬ挑戦

 THE RAMPAGEの藤原樹(23)は、俳優業をソロ活動の軸のひとつに捉えて、殺陣のスキルアップを目指しながらも、あえて理想は掲げない。頂点を定めずに挑戦を続けることで、まだ見ぬ顔に出会えると信じている。来月30日に新曲「HEATWAVE」のリリースを控えるグループでは、無限の可能性を秘めたメンバー16人で、海外進出も視野に進み続ける。

  ◇  ◇

 -新曲「HEATWAVE」の出来栄えは。

 「これまで『WELCOME 2 PARADISE』だったり、夏の曲を出してきましたが、今回は夏のさわやかさではなく、夏の情熱的な熱さを表現したサマーソングに仕上がりました。いつも以上に攻めてる歌詞や、RAMPAGEの今の大人っぽさ、セクシーさが詰まっていると思います」

 -付属DVDにはホールツアーの模様と日本テレビ系バラエティー番組「RUN!RUN!RAMPAGE!!」の映像を収録されてますが。

 「自分で言うのは何ですが、『RUN-』では割と活躍したのかなと。特技を披露しましたが、僕は多分地上波で初めて、バランスボールの上に1時間以上乗って収録しました。利きワインも見事当てましたし」

 -3~4月のホールツアーは久々の有観客ライブでした。

 「去年1年大変だったけど、頑張ってきて良かったなと、ちょっと光が見えました。素直にうれしかったですし、感動しました。ステージから見るファンの姿は1年以上ぶりで、声も出せないし、マスクもしてるし、前に見ていた景色とは全然違いますけど、それでも笑顔や喜んでる姿は伝わってきて。僕ら自身がパワーをもらえるライブでした。ライブって、ファンの皆さんがいて僕らがいて、そのキャッチボールなんだと改めて感じました」

 -Jr.EXILEとしても新アルバム「BATTLE OF TOKYO TIME 4 Jr.EXILE」を6月23日にリリース。

 「Jr.EXILEという形ができて、グループは違えど、EXPG出身だったりとか昔から知ってる人がほとんどなので、一緒に活動できるのはうれしいですね。日本でトップクラスの方々が『BATTLE OF TOKYO』のプロジェクトに参加してくださってるので、僕らも集中してやらなきゃなと思いますし、アニメになるのも楽しみです。パフォーマンスに世界に通用するアニメを加えて、RAMPAGEファン以外にも広がるチャンスだとも思います」

 -アーティストとして海外進出は意識しますか。

 「RAMPAGEはみんな海外に行くことを目標にしてます。最近はBTSがグラミー賞にノミネートされたり、K-POP文化がすごい成長して、めちゃくちゃ刺激を受けてます。海外でもバズったりするような振り付けだったりを意識して、やっています」

 -俳優業の楽しさは。

 「俳優業は今後、ダンスともうひとつの武器としてやっていきたい仕事です。『るろうに剣心』みたいな殺陣を使ったアクション映画に出てみたいですね。今月予定していた舞台『ETERNAL』は中止になっちゃったんですけど、稽古で殺陣をいろいろ教えていただきました。役者の他にも、理想を決めずにやっていきたいなと。自分でも知らない一面に気付く時もあると思うので、いろんな挑戦をしないとまだ若いのでもったいない。理想主義にならず、やっていきたいです」

 -自粛期間中に取り組んでいたことは。

 「ずっとやっていたのは北京語のオンラインレッスンとエレキギターです。北京語はオンラインレッスンを2日に1回くらいやるようにしてました。エレキギターも前々からちょっとかじってて、全然練習してなかったんですけど、せっかくならと毎日弾いてました。その結果、今回のツアーで初めて披露しました。めちゃくちゃ気持ち良かったです」

 -読者へのメッセージを。

 「RAMPAGEは16人もいるので、可能性は無限大だと思いますし、LDHを引っ張っていくような存在にならないといけないと感じてます。これからコロナが少しずつ収まったら、たくさんの方にライブを見に来てほしいですし、LDH Timesを通してメンバー一人一人の個性も知ってほしいです」

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