野村修也氏「無責任な発言こそ風評被害」原発処理水めぐりツイート
中央大学法科大学院教授・弁護士の野村修也氏が19日、自身のツイッターを更新し、福島第一原発の処理水海洋放出についてコメントした。
処理水の海洋放出については国内外でさまざまな反応があるが、野村氏は「福島第一原発の処理水について、科学的根拠を示さずに漠然とした不安を垂れ流すのは厳に慎むべきだ。」と断言。雰囲気で論じることへ警鐘を鳴らした。
続けて「こうした無責任な発言こそが風評被害の原因になる。福島の方々に寄り添っているようで、実は一番の加害者。」と発言に込めた思いが逆効果になりかねないことも示唆。「政権批判というポジショントークのために、福島を風評被害の渦に巻き込むのは止めて欲しい。」と希望した。
海洋放出については、中国、韓国が日本政府の方針を非難。また、18日には衆院議員の細野豪志氏がTBS系「サンデーモーニング」の放送内容に反論するなどしていた。