【山田美保子のミホコは見ていた!】“主役”は三田寛子

 「今朝、M寛子さんからメールが来て…」と明かしたのは「バイキングMORE」(フジテレビ系)MC、坂上忍である。メールの主は三田寛子。8日、「女性セブン」が報じた長男・中村橋之助の“二股疑惑”を同番組で扱うことを知った三田は、「お騒がせしております」と坂上に挨拶したうえで、「今回はコメントいたしません」と伝えたのだそうだ。

 橋之助は現在、23日から始まる稲垣吾郎主演の舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」の稽古中。二番手となるルイ16世は重要な役どころであり、演じる橋之助は、真面目に取り組んでいるし、「律儀で、いいやつ」と男性スタッフからの評判も上々だ。何より、稲垣が橋之助を絶賛している。

 本業の歌舞伎のみならず、ドラマや歌舞伎以外の舞台にも挑戦する橋之助に湧いた“二股疑惑”だが、「バイキングMORE」のスタジオ出演者の間では、さほど問題視されることはなかったのである。

 よくよく記事を読めば、「女性セブン」の見出しの“主語”は橋之助ではなく、中村芝翫ファミリーを支える三田寛子。これまでにも夫のスキャンダルから息子の熱愛に至るまで、報道直後から主語は常に三田だった気がする。

 デビュー時の初々しさや、バラエティー番組での天然ぶりも今は昔。あの藤原紀香が片岡愛之助と結婚する際、関係者の多くが「三田寛子さんを見習って」と言ったのは有名な話。大名跡を継ぐ夫と3人の息子が同時襲名したあたりから、梨園における三田寛子の存在感はさらに増したと聞いている。

 特に「女性セブン」は文字通り女性誌ゆえ、編集部の興味も読者の関心も、最強の良妻であり賢母でもある彼女が長男のスキャンダルにどんな対応をするかに興味津々なのである。

 果たして、今回はコメントしないことを決め、静かに橋之助を見守ることを決めた三田。夫も息子たちも、ますます頭が上がらなくなったに違いない。“主役”は三田寛子なのだ。

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