戸塚祥太 ワールド全開「アリと話せる」「通販で木刀買った」主演舞台製作発表で

 5人組人気グループ「A.B.C-Z」の戸塚祥太(34)が22日、都内で行われた主演舞台「未来記の番人」(3月12日~21日まで東京・新橋演舞場。以降、愛知、福岡、大阪で公演)の製作発表会見に登場した。千里眼の異能を持つ忍者を演じるが、自身の異能は「アリと話せる」と天然をさく裂。共演するジャニーズJr.の冨岡健翔(28)は16日に発表されたジャニーズJr.の22歳定年制に言及した。

 戸塚が、2次元から来たような緑がかった明るい銀髪にも負けない、“ワールド全開”の会見を繰り広げた。

 舞台は江戸時代。聖徳太子が残した“予言の書”を巡る戦いを書いた築山桂の人気小説を舞台化。戸塚演じる千里眼の異能を持つ忍者・千里丸がさまざまな人と出会い、自分の進むべき道を見いだしていく。

 役にちなみ、自分の異能を問われると「アリと話せる」と告白。「幼稚園の時アリの行列を眺めてて、『女王アリのところに行かなくちゃ』とか『セミの足は重いな』と聞こえてました」と明かした。会場から失笑が漏れると「こんな空気になるとは…」と苦笑いした。

 本格的な殺陣は初挑戦。「台本を読んで、家の中で30分くらい動くのをやめた」ほど動揺したという。「『戸塚、今の肉体でいけるか』と自分で自分に問いかけた」が今のままではいけないと自覚。「通販で木刀を買いました」と明かし会場は爆笑。舞台での殺陣は初めてという共演の松田悟(42)も「すぐに通販で木刀を買います」と便乗していた。

 本作ではダンスでキャラクターの感情を表現する「ダンスカンタービレ」が見どころ。ダンスの腕前を問われると「(グループ内では)五関くんにフォーカスがあたりがちなんですが、こっちの戸塚もやってるぞというのを見ていただきたい」と不敵に笑った。

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