古市氏 バイデン新大統領スピーチ「なんか退任のあいさつというか…」

 社会学者の古市憲寿氏が21日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビ系「とくダネ!」に出演。日本時間20日未明に米国第46代大統領に就任したジョー・バイデン氏(76)の就任式での就任演説に「就任のあいさつというよりも、なんか退任のあいさつというか…」と、迫力不足の印象を語った。

 首都ワシントンでは2万5000人の州兵を投入。就任式当日は混乱が起きていないが、別の日に武装デモを計画しているという情報もあるという。そんな厳戒態勢の中で、バイデン新大統領は「過激的政治、白人至上主義、そして国内のテロリズムに私たちは立ち向かう必要があり、それらを倒します。私はすべてのアメリカ人のための大統領になります、すべてのアメリカ人の!」と、国の結束を訴えた。

 古市氏は就任式の物々しい雰囲気に「なかなか先進国だとは思えないですけど」と率直な感想。「バイデン新大統領のスピーチも、就任のあいさつというよりも、なんか退任のあいさつというか一通り仕事終えましたみたいな雰囲気がしちゃって、あまり危機の時代の大統領として迫力がないのかなと思っちゃったんですね。ただその分、中継ぎとして着々と実務をこなしていただくっていうことなのかもしれないですけど」と、迫力不足に映った新大統領の印象を口にした。

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