オール巨人 M-1王者マヂカルラブリーに「88点でゴメンなあ~」

 オール阪神・巨人のオール巨人が29日、ブログを更新。審査員を務めた20日の「M-1グランプリ」決勝進出者の寸評を記した。

 優勝したマジカルラブリーについて、高級フレンチに行く緊張を言葉ではなく、動きで笑わせるネタを「今までとは違った形の漫才」とし、「説明突っ込み?の村上君は良い声してるし、上手いです!」と高評価。

 野田クリスタルが動き回ったが、審査員席の端にいた巨人は、アクリル板が重なって野田の声が聞きづらかったと告白。88点を「お客さんにはウケているし、非常に難しい審査でした!上沼さん(94点)松本君(93点)は舞台に近いのでハッキリ聞こえて分かったんでしょう」と記した。

 28日に番組収録で王者と会った際「88点でゴメンなあ~、ちょっと聞き辛かってん」というと、「ほかでも、それ言われました」と返されたという。巨人は「優勝おめでとう」と祝福し、「(キングオブコントも加えた)三冠も狙って下さい!」と言葉を送った。

 オズワルドについては「東京ホテイソンと同じで、少し難しく感じました!」と率直な感想。「間の取り方も上手い、しゃべりもテンポも独特感も有るので非常に貴重な漫才だと思います!ただもう少し日常に有るものを題材にしたら良いのでは、と僕は思います!」と助言した。

 低迷したアキナは、巨人も「本命だと思っていました!」と明かした。「息も間も流れも実力者でさすがに上手いと思った。彼女が楽屋に来る設定も悪くはないと思いました!」としたがウケはいまひとつ。原因を漫才好きの観客がネタを見ていたと予想し「アキナも、あれっあれっみんな、これ知ってるの?アカンアカンってなっていた」と回想。89点は「つけ過ぎました」と反省した。この日アキナに会った際、「今回は僕らが最下位だと思います」と男らしく言われたと明かした。

 錦鯉に関しては「いい歳のオッチャンがはしゃぎ続けると、面白くなって行きますね」と健闘を称えた。最年長・長谷川雅紀(49)の『歯が少ないのでしゃべりにくい!優勝したら入れる』という宣言には「借金しても(歯を)入れてから優勝を目指す方が良いと思います」と指摘した。

 ラストのウエストランドは「僕は、好きですね。しっかりしゃべってて後半に盛り上がって行く形も良い。ただ少し弾けなかったのは出番順がラストと言うのが影響したかも」とした。「井口君の悪口漫才と言うより!井口君の愚痴漫才」とし、「世間の愚痴ならいっぱいネタが有りそう」と期待した。「突っ込みの河本君も上手い」とほめ、最後はコロナ感染した2人を気遣って締めた。

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