カウス会長「何も心配してない」 漫才劇場6周年、若手を絶賛

 2014年に開館した大阪・よしもと漫才劇場が1日、6周年を迎え、ミルクボーイ、見取り図、からし蓮根、ゆりやんレトリィバァ(30)、ぼる塾らが、同所で行われた記念の公開会見に参加した。

 6年間に18年M-1グランプリ王者・霜降り明星、19年の同王者・ミルクボーイなど、お笑い界の4大タイトル(M-1、キングオブコント、R-1、THE W)すべての覇者を輩出するなど、漫才劇場の拠点芸人は目覚ましい活躍を見せている。

 この日は東西から実力派芸人が集結。2日に「M-1グランプリ」準決勝を控えるオズワルドは制限時間1分のアピールタイムで、女優・伊藤沙莉(26)の兄・伊藤俊介(31)が「明日、優勝します」とボケ。MCを務めたザ・プラン9の浅越ゴエ(46)から「飛び級で優勝できない」とつっこまれた。さらに、話そうとするときに、同じくMCのNMB48・渋谷凪咲(24)が絶妙のタイミングで「1分です!」と声を張って強制打ち切り。大きな笑いが起こった。

 また、14日の「THE W」決勝進出を決めたぼる塾は、浅越から意気込みを聞かれる前から田辺智加(37)が流行語にもなったフレーズ「まあね~」と発し、会場を沸かせた。その後も「まあね~」を連発する最年長に代わり、あんり(26)が「田辺さんは今年狙ってるんで」と思いを代弁した。

 上方漫才協会の中田カウス会長(71)は「(漫才劇場の)楽屋へ行くと、(芸人同士の)関係性がいい。ライバルだけど、仲が良く、なれ合わず、ソーシャルディスタンスをとっている。伸びがいいんで何も心配していない」と絶賛。

 その後、カウス会長は大減量したゆりやんに「誰やったかな?」と振り、「小松菜奈です」と返ってくると大笑い。見取り図・盛山晋太郎(34)が「師匠!振る相手、間違ってます」と入って来ると、「盛山という座長もいる。一言でこれだけ盛り上げてくれる」と目を細めていた。

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