橋下徹弁護士が２３日、ＴＢＳ「グッとラック！」に出演。新型コロナウイルス感染の再拡大が深刻化する中、知事ら地方首長の権限強化が不可欠で、特措法改正の必要性を訴えた。

　橋下氏が「緊急事態宣言も、全国的かつ急速な蔓延（が要件）でしょ？日本全体が急速蔓延期になってからでは遅い。地域ごとにピンポイントでやっていかないと。２月３月から国会で議論してほしいと言ってるけど、何にも国会は動いてくれないような気がする」と述べた。

　これに対し、ゲスト出演した立憲民主党副代表の森ゆうこ氏は「いや、やってますよ。法案は作ってまいりましたし」と反論。

　橋下氏が「でも法案出てないじゃないですか」と指摘すると、森氏は「臨時国会になって、いろんな課題もあり、よりよいものにしようということで。ほぼできあがって、提出できる」と語った。

　橋下氏は「いつ提出してもらえるんですか？その法案は？」と追及。

　森氏が「今週に…」と言うと、橋下氏が「あっ、この国会に出るんですか？」と念押し。森氏は「出せればいいと思うんですけどね」と述べた。

　橋下氏は「第一義的な責任は与党にあるが、野党が尻を叩いて議論を」と求めた。