ジャニーさん「歌、踊りよりMCに厳しかった」 井ノ原が告白「毎回、最悪」
V6の井ノ原快彦が8日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、昨年亡くなったジャニー喜多川さんが、ステージ上でのトークに厳しかったことを明かした。
この日は、歌手でラッパーのKREVAが、お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうとの同世代トーク。3人は、父と息子のきずなを描いた映画「461個のおべんとう」で共演している。
デビュー25周年を迎えたばかりの井ノ原は、仕事のレベルが上がったと感じるのが「家族とか親戚の集まりでいい感じで(トークを)回せた」瞬間と告白。テレビなどで、うまくトークを回せた時に、「積み重ねの、親戚とかの会話も、ちょっとずつ成長させてくれたのかな」と感じることがあるという。
さらに、ジャニーさんが「歌より踊りよりMCをすっごくうるさく言う人だった」ことも明かした。「今だから言うけど、最悪だよ。毎回、終わるたびにダメ出し」と苦々しい表情。最終的には「(MCのトークを書く)作家さん入れてあげようか」と言われるそうで、「それが屈辱で」と悔しい思いをしていたことを振り返った。
V6のメンバーも同じ内容のトークではノッてこないそうで、苦労しながらライブごとに違う話題を振るように努めていた。「それを毎日やるにはどうしたらいいんだろうって。それは鍛えられたかもしれない」と家族、ジャニーさん、メンバーそれぞれに感謝していた。