「ジブリパーク」工事着手 22年秋開業目指す
愛知県は28日、同県長久手市の愛・地球博記念公園に整備する「ジブリパーク」の起工式を開いた。2022年秋の開業を目指す3エリアで工事を進める。大村秀章知事は「05年の愛知万博のテーマ『愛』は、スタジオジブリの作品にも一貫して描かれており、万博の理念を継承できる。世界に誇る都市公園として、多くの人にお越しいただきたい」とあいさつした。
ジブリパークは、スタジオジブリのアニメ作品の世界観がテーマ。約7・1ヘクタール、全5エリアを整備する予定。今回の3エリアは、映画「ハウルの動く城」の空想科学の世界などを表現した「青春の丘エリア」、映画「となりのトトロ」をモチーフにした「どんどこ森エリア」、展示室や上映設備、カフェを設ける「ジブリの大倉庫エリア」。
残りの2エリアは23年度中の開業を目指している。