小野泰輔氏 熊本水害に涙「お世話になった方々の顔が浮かんで」
5日に投開票が行われる東京都知事選は4日、選挙戦最終日を迎え、各候補が“最後の訴え”を行った。
前熊本県副知事で、東京都知事選に立候補している小野泰輔氏(46)は、目黒駅前で最後の演説を実施。熊本県の水害については触れなかったが、応援演説に立った鈴木宗男参議院議員(72)は「今日、小野さんに会ったら、『熊本が水浸しになってしまった。こんな時にマイクを握っていていいのか』と涙ながらに話された」と明かされ、沈痛な表情を浮かべた。
演説会終了後は報道陣の取材に対応。水害について「家が流されたといった話を聞くたびに、お世話になった方々の顔が浮かんで…。後ろ髪を引かれるというか、自分が一番力を出し切らなければいけない日ですが、いろいろな思いがよぎりました」と心中を明かした。