舛添氏、都知事時代のVIPぶり回想 新大阪では駅長室滞在「ホームで待つの悲しい」

 元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(71)が4日、読売テレビ「特盛!よしもと今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演。知事時代を振り返った。

 1990年に完成した地上48階建ての東京都庁で「知事はワンフロアを占有する!?」ということを説明。司会の今田耕司から「美術品を置いたり?」などといじられた舛添氏だが、「外国から偉い人が来たりで、特別応接室があったりメチャクチャ広い。機密を守らないといけないから、他の部署の人が来ないように」と回答した。

 舛添氏は「何階にあると思いますか」と逆に質問。FUJIWARA・藤本敏史が「普通に考えたら上の方」、今田が「シェルターもあるし地下」という中、「ラッキー7。7階」と明かした。舛添氏は「はしご車が届く上限。何か起きたときに知事だけは逃げて、(現場の)指揮をしないといけないから。知事がいないと動かないでしょ、大災害のとき。突発的に『外出て指示してくれ』と言われたときに、はしご車しか出られないときに(上限の)7階」と解説した。

 また、知事時代のVIP扱いぶりを回想。「もし、知事としてきょう(番組に)出たとしますね。今から帰ります(というとき)。まず、東京のSPがそこ(スタジオ)から1人か2人見てて、この悪者(今田、月亭八光)が私を狙わないか。それで(局を)出ますね。そうしたら、SPがついてるけど、大阪府警の覆面パトカーが後ろからずっとついてくる」と“二重”の警備を明かした。

 さらに、「新大阪駅に着きます。皆さんはホームで待つでしょう。私はそんなとこで待たない。駅長室にお招きなんです。駅長室でお茶の1杯でも飲みながら、(出発の)1分くらい前になったら、直通のピーッて上がるエレベーターで行って、スパッと入るわけ」と振り返った。

 喜々として語る舛添氏の姿に、今田は「めちゃめちゃ権力使ってますやん。めっちゃうれしそうやん」とツッコミを入れ、辛坊治郎氏も「それでチクられたのよ」と追い打ち。今田が「やっていい権利をフルに使ったわけや」と言うと、舛添氏は「こういう話はほかでしないから。初めて聞いたでしょう。だから、降格されたから普通のホームで待つのが悲しいことだよ」と本音を打ち明けて笑わせた。

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