「麒麟がくる」に今井翼が出演 今川義元を討ち取る役に「胸が高鳴る時間」

毛利新介を演じる今井翼
佐久間右衛門尉信盛を演じる金子ノブアキ
山崎吉家を演じる榎木孝明
3枚

 NHKは18日、大河ドラマ「麒麟がくる」の新たな出演者を発表し、俳優・今井翼が、織田信長の家臣で戦国大名・今川義元の首級をあげた毛利新介を演じたことが分かった。今井は復帰後、初のドラマ出演となった。

 大河は3回目となった今井は「今川義元にとって重要な回に出演できたこと、心から感謝しております」と喜び、「今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。

 また、俳優でミュージシャンの金子ノブアキが織田家の宿老・佐久間右衛門尉信盛役を、俳優の榎木孝明が朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の側近・山崎吉家役を演じることも発表された。

 金子は久々の大河出演を「本当に嬉しいです。ここまで培った全てを注ぎ込む所存です」と喜んだ。

 榎木は「山崎吉家は朝倉家に使えた文武両道の武人で、外交にも長けた人物とありました。そこまで聞くと後は自分の中で自由に魅力的な人物像を作っていこうと思います。歴史はよく勝者の書き残した歴史とも言われますが、役者も役を如何様にでも膨らませて行ける強みがあります。サバイバルゲームのような下克上の戦国時代を必死で生きる、肚の据わった武将をイメージしています」と意欲を語っている。

 制作統括の落合将氏は今井と金子について「さすがの貫禄で麒麟版『桶狭間』を盛り上げてくれます!」、榎木が演じる吉家について「揺れる桶狭間内部で、光秀の将来にも大きく関わる決断をしていきます」と述べている。

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